阪神大震災の時には

自宅マンションの8階で揺れを感じ、いてもたってもいられなくなり学生に義援金をたくし、復興を願いました。


愛媛に帰ってからは新居浜の自宅で台風の直撃にあい、河川氾濫で水害にあった方の復興のお手伝いにとボランティア活動させてもらいました。


そして今回の東日本大震災





これまで以上の協力ができないかと考えています。





一番印象的なのは、新居浜でもボランティア活動。
お手伝いさせてもらったのはとても本が大好きな方で、水浸し、泥まみれ、そんな状態の本でも処分したくないという思いで、私たちに本の洗浄を依頼されてきました。


ページ1枚開いて水で洗って、またページ1枚開いて水で洗って、この繰り返しを延々と、そして1冊終わったら逆さにして干すところまでを、数百冊。


途中、「もう処分しようや」みたいな考えも頭を何度もよぎりました。
依頼された本人にも、「申し訳ない」とか「なんとかお願いします」という気持ちを持ってされてたように思います。
最後までお手伝いはできませんでしたが、何日かかったかは想像もできないくらいの作業量でした。





これから日常生活に戻るため、被災者1人1人が手を貸してもらいたい事がたくさんでてくると思います。
TVの映像では、伝ってこないそれぞれの思いがあるはずです。






遠方で、しかも一般の方がお手伝いできる出番はまだだと思います。いずれ交通手段が十分確保でき、そんな時がくるはずです。
皆さんそんな思いに答えるために、思い切って被災地に行きませんか。