土壌のお話し

今日は土壌のお話しです。

少し堅い話しになりますがこれも良いお庭をつくるためです☆



土壌って何で出来ているか分かりますか?

土壌は岩石が風化したものと、動植物の遺体が有機物になったものが

生態系の循環することによって蓄積されて出来たものです。


ですが環境によって土壌の性質は違っていて

一昔前の日本は、リン酸が乏しく養分の少ない土壌が多かったのですが

現在は肥料を投じ続け、逆に養分過剰な土壌が多くなってきていたりもします。


そこで、「土壌診断」があるのですが

この診断をするとその土地がどんな土壌なのか

育てる植物によってどんな成分の肥料を施せばいいかが分かります。








土壌診断によって、土壌が酸性またはアルカリ性に偏っているのか、

塩類濃度や土壌の保肥力等が分かると、その植物に合った改善策が分かります。


私たちがさせて頂くお庭づくりの場合は、目と鼻を使って

気候、陽当たり、土の肥具合、水はけ、土のやわらかさ…等を見ていきますが

この土壌診断の知識があれば更に植物(作物)を育てるにあたって有効になるのです。


花でも野菜でも、まずは土づくりから始めるのは基本ですから

ちょっと難しいようですが、こういう事も理解しておくと

より良い庭づくり菜園づくりに繋がりますので

秋の夜長にちょっとお勉強してみるのもお勧めです☆